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Infection TEST

1・染色
染色方法には複数の方法があり、
菌体を染めて形や大きさを見るために
1種類の色素液で染める( 1 )と、
細菌の特徴を調べるための特殊染色があり、
特殊染色でよく用いられるのは( 2 )と( 3 )があり、
この他には、ジフテリアの異体小体を識別するための( 4 )と、
レジオネラ菌がグラム染色で染まらないため( 5 )がある。

2・培地
細菌を繁殖するために使われる基本的培地は( 1 )を使用する。
大半の細菌を調べられるため非分離培地と呼ばれるが、大腸菌など
体内に多数の細菌がいる場合は、( 2 )や( 3 )といった
特殊な培地が使われ判別される。

また細菌を培養する場合、大体は酸素の必要な( 4 )であるため
問題ないが、中には酸素を嫌う( 5 )があり、
この場合は寒天高層などの特殊な培地を使用する。
そして、酸素があってもなくてもある程度繁殖していく菌を( 6 )
とよんでいる。

細菌の中には、普通寒天培地で培養していくとプロテウスは、
他の菌のように限局的集落をつくらずに拡がって増殖するが、
これを( 7 )という。

3・細菌特性
細菌細胞には細胞壁などがあるが、菌種によっては菌体の周りに
厚い粘着質が固着してることがあり、これを( 1 )といいます。
また、グラム陽性の桿状菌には栄養条件によって菌体内に
( 2 )と呼ばれる球形、卵形の構造を作るものがあります。
細菌の中には自力運動をするものがあり、運動をする菌には
運動器官としての( 3 )があります。グラム陰性桿菌には
鞭毛より更に短い( 4 )という器官をもつものもあります。

4・感染と経路
微生物の生体侵入によって起こる病気を全体として( 1 )という。
ヒトからヒトへ広がる可能性の大きいものを( 2 )と呼ぶ。
また、微生物に感染していながら発病しない状態を( 3 )といい、
健康状態でありながら、体内で病原菌を増殖し時々菌を体外に排出する
場合、その人を( 4 )という。

また、感染する場合の体内に侵入するルートと体外に排出される
ルートはだいたい決まっており、食物や水など経口的に消化管に入り、
大便で排泄され循環する感染を( 5 )という。
会話の時の飛沫を吸い込むことによって起こす感染を( 6 )といい
飛沫核(5μm以下)を吸い込むことで起こす感染を( 7 )という。
また、直接局所に菌が付着して起こる感染を( 8 )という。
吸血昆虫によって、人または他の動物から感染することを( 9 )と
いい、感染の媒介となる昆虫を( 10 )という。

この他にクラミジアやB群レンサ球菌の様に女性の膣で繁殖し、
出産時に新生児に敗血症や髄膜症等をうつす感染を( 11 )という

5・感染症法
感染症法に定められている1~3類感染症を答えなさい。
1類感染症
2類感染症
3類感染症

6・外毒素 内毒素
外毒素と内毒素の定義を答えなさい。
また代表的なものの種類をそれぞれ答えなさい。

7・耐性菌
耐性菌の選択をA群とB群とC群で結び付けなさい。

A群
1・MRSA
2・VRE
3・BLNAR
4・PRSP
5・MDRPA
6・ESBL

B群
1・βーラクタマーゼ産生アンピシリン耐性
2・βーラクタマーゼ非産生アンピシリン耐性
3・基質特異性拡張型βラクタマーゼ
4・基質特異性収縮型βラクタマーゼ
5・多剤耐性緑膿菌
6・多剤感性緑膿菌
7・メチシリン耐性スタフィロコッカスアウレウス
8・メチシリン耐性ストレプトコッカスアウレウス
9・バンコマイシン耐性腸球菌
10・バンコマイシン耐性化膿レンサ球菌
11・ペニシリン耐性肺炎球菌
12・ペニシリン中間性肺炎球菌

C群
a・黄色ブドウ球菌
b・腸球菌
c・レンサ球菌
d・肺炎球菌
e・コレラ菌
f・レジオネラ菌
g・化膿レンサ球菌
h・ジフテリア菌
i・インフルエンザ菌
j・緑膿菌
k・大腸菌
l・クレブシエラ
m・プロテウス

8・食中毒
大腸菌には様々なものがありますが、食中毒を引き起こすOー157は
主に( 1 )というものを出す為、食中毒になります。
あと、Oー157以外の食中毒の原因菌を答えなさい

9・○×で答えなさい。
1・菌交代症とは薬物によって特定の菌を殺すことで、
真菌などの殺しにくい細菌が増殖していくことを指す。
2・ブドウ球菌が起こす症状には、中耳炎がある。
3・日和見感染とは、抵抗力の弱くなった患者が弱毒性の細菌等の
感染が起こることで、緑膿菌などがある。
4・劇症型A群レンサ球菌は、風邪の症状の後に発熱し様々な重い
症状を急速に引き起こし、死に至る場合がある。
5・インフルエンザ菌は、インフルエンザを引き起こす菌である。
6・B群レンサ球菌は、女性の膣に存在し出産時に新生児に脳出血
を引き起こし、死に至らしめる。
7・肺炎球菌は肺炎を引き起こす菌である。
8・腸球菌は腸腹膜炎や脱水症状を起こす。
9・淋菌は秘部に炎症を起こす。

10・単染色にはメチレンブルー液、またはフェノールフクシン液を
塗布面を覆うようにかける。
11・抗酸性染色では、初めにメチレンブルー液で染色し、
塩酸エタノールでよく洗って菌を観察する。
12・蓚酸アンモニウム・クリスタル紫液を使う染色法は、
グラム染色である。
13・パイフェルのフェノールフクシン液は赤色色素の染色液で、
主に色が抜けたグラム陽性菌を染め直すものである。
14・染色に使われる液は、塩基性色素と呼ばれるものが使われる。